熊炭備忘録

思った事を徒然と書きたい

【旅行記】九州・山口の産炭地を巡りに ②

ラーメンを食べ、さぁホテルに向かおうとした所でとあるネットカフェから料金半額のメールが届き、12時間1000円の激アド料金を提示されてホテルをキャンセルしネカフェ泊を敢行。予想外の体力を消費したところで迎えた10/19の朝、博多から折尾・新飯塚田川後藤寺と乗り継ぎ田川伊田駅へ。

f:id:kuma438:20171104041243j:plain

駅から歩くこと数分、早速真っ赤なR型のやぐらが見えてきました。

目的地は田川市石炭・歴史博物館、この博物館は筑豊地方でも随一の規模を誇った炭鉱*1の跡地に整備され、今もその立坑櫓と煙突が残っています。

f:id:kuma438:20171104042049j:plain

この博物館のウリ*2は何と言っても鋼鉄製のチップラー*3が残って展示されてることです!*4

f:id:kuma438:20171104042829j:plain

f:id:kuma438:20171104043841j:plain

他にも坑内・坑外用の各種の機関車が展示されてたり、館内の展示も比較的わかりやすく、やはり九州の石炭博物館は良い*5……と感じました。

f:id:kuma438:20171104043930j:plainf:id:kuma438:20171104044040j:plain

櫓自体もケージが合わせて展示されており、中々興味深いモノも見られました。

f:id:kuma438:20171104044410j:plain

 

3時間ほどの滞在をし、門司港へと向かいます。

f:id:kuma438:20171104044815j:plain

f:id:kuma438:20171104045020j:plain

f:id:kuma438:20171104045023j:plain

閉館間際の九州鉄道記念館門司港を見つつ日没まで待機、日豊線苅田駅へと移動します。

この苅田駅は、同じ苅田町内にある三菱マテリアルの九州工場にほど近く、駅から25分ほどの向山公園から美しい姿を見ることが出来ます。

f:id:kuma438:20171104045326j:plain

f:id:kuma438:20171104045337j:plain

単独の工場ながら凄まじい威圧感、配管が入り組み、誰が呼んだかラスボスと呼ばれるこの工場、肝心の公園から見る場所が割と分かり辛く、公園の北東にある山頂(?)へと登る階段の途中からが多分一番良く見えるんじゃないかと思いました*6*7

https://www.google.co.jp/maps/place/33°47'56.0"N+130°58'44.5"E/@33.798892,130.9784785,261m/data=!3m2!1e3!4b1!4m14!1m7!3m6!1s0x3543ea8a9de92df1:0xab5f234cac18a09e!2z44CSODAwLTAzMDIg56aP5bKh55yM5Lqs6YO96YOh6IuF55Sw55S66Iul5LmF55S677yT5LiB55uu77yR4oiS77yU77yV!3b1!8m2!3d33.7976574!4d130.9772516!3m5!1s0x0:0x0!7e2!8m2!3d33.7988919!4d130.9790274

f:id:kuma438:20171104051419j:plain

駅方向に戻り、海側にある九州電力苅田発電所の方へと向かうとまた違った姿をみることも出来ます。

 

f:id:kuma438:20171104052134j:plain

堪能したところで途中、415系鋼鉄車を撮ったりしつつ博多に戻り、前日と同じネットカフェにチェックイン、染み付いたヤニ臭に耐えつつ翌日に備えました。

*1:三井鉱山田川炭鉱・伊田坑、ピーク時の1940年には206万トンを出炭したが1964年に閉山

*2:個人の意見です

*3:炭車から積載物を降ろすために炭車ごとひっくり返して中身を流しだすもの

*4:何故か標準サイズの鋼鉄製チップラーは保存例が少なく、北海道には恐らく存在しない(小型の手回し用の物は存在する)

*5:北海道の石炭博物館は事前知識が無いと訳の分からない所がかなりある

*6:レンズは100~160mm程度

*7:夜間はほとんど灯りがないのに加えて、駐車場から正面にある階段は半分遊具の固定されてないチェーンで浮いた丸太階段になっているため間違えると危険

【旅行記】九州・山口の産炭地を巡りに ①

誰かからアレしろコレしろと言われると全くやりたくないのに何も言われなくなると逆にやりたくなる時ってありませんかね?

そんなワケで何か書けメールが途絶えたので何か書くという事で、先日10/18から10/24までちょっと九州までフラフラしに行ったので適当にお伝えしていきたいと思います。

 

10/18の昼前、高跳びする前にアウトレットモールに用事と電車代をケチる*1ため南千歳駅に降り立った直後に青空バックで政府専用機が離陸し、地団太を踏みつつ買い物を済ませシャトルバスで空港へ。比較的長時間のフライトなので適当に飲み物やツマミを仕入れつつチェックインを済ませさっさと保安検査を抜け搭乗ゲート近くへ。

f:id:kuma438:20171104003920j:plain

何時もは早めに予約が取れればJAL、遅ければスカイマークの所、安さに釣られて就航したてのピーチを選択*2し一路福岡へ。

ピーチって千歳-成田に就航してない*3から滅多に使う機会が無くてチェックインでやけにバーコードの読み取りの反応が悪くって言うかWebチェックイン対応してないんですね。

f:id:kuma438:20171104015134j:plain

機内はまぁ予想された狭さでこれで2時間半かーと自分のガタイを恨みつついい加減1000円追加で足元広げようと誓ったり誓わなかったり。ジェットスターと違って*4シートポケットがひざ前の良くある位置にあるのは小物の収納に限れば良ポイントですね。

f:id:kuma438:20171104015730j:plain                                 (あっ)

 

そんなこんなで大改修中の福岡空港へ、荷物をさっさとホテルにぶん投げたく足早に地下鉄で博多へ、ところでおとなりきっぷ*5が何時の間にか廃止されてましたね。

博多に着き、まずはラーメンだという事でキャナルシティ一蘭

f:id:kuma438:20171104035424j:plain

このキャナルシティ店と天神西店のみで提供の釜だれとんこつラーメン*6を味わい、九州初日の夜は更けていきました……

*1:新千歳空港駅-南千歳駅間は140円の加算運賃がかかるため2.6kmで310円とやけに高い

*2:スカイマークの半額の約6000円

*3:今年3月までは1日1往復運航

*4:ジェットスターのシートポケットは座席上部に設置されてる

*5:福岡市地下鉄の隣の駅まで100円で行ける切符、福岡空港から博多までは二駅であるため一個となりの東比恵で一旦降りれば60円ケチれた

*6:「釜煮込み焼豚」を作る際に出来た煮汁を、一蘭のたれ専属職人が長年の研究の末、「釜だれ」に仕上げました。天然とんこつスープに深いコクを与え美味しさが引き立ちます。

その秘密は煮汁に溶け出したうま味成分の「相乗効果」。算数の世界では1+1=2しかありませんが、料理の世界ではイノシン酸グルタミン酸が合わさると、うま味が飛躍的に強くなり、格段に美味しくなるのです。

深みのあるコクと、口いっぱいに広がる豊かな香りをどうぞお楽しみください。(原文ママ

池島炭鉱、第一立坑の謎(3)


f:id:kuma438:20170320223314j:image
f:id:kuma438:20170320223320j:image
さて、反対側に伸びたメインロープの先には謎の巻き上げ機……*1

 

……コレ、メインロープの交換用の巻き上げ機じゃね?

 
f:id:kuma438:20170320224006j:image

(何回目だろこの図)

エレベーターを繋ぐメインロープ、このロープは直径六センチ程度と太いものの、数年程度で交換が必要な消耗品*2であり、直線上に交換用のロープを巻き付けるドラムや巻き上げ機を配置して云々かんぬんして交換するのです。

 

詳しくは多趣味型北海道人様のブログをご覧下さい

立坑櫓のメンテナンスとは?【2】 : LOST COAL MINE

 

さて、この巻き上げ機、本当にメインロープ交換用の物なのか?交換用の巻き上げ機だったとして何故この形で放棄されているのか?

 

……これらの疑問について池島炭鉱に勤めていた職員に取材したところ、意外な事実が判明したのです。

 

  • Q.あの第一立坑の真横にあるドラムの巻き上げ機、あれはメインロープ交換用の物なのか?
  • A.確かにあの巻き上げ機はメインロープ交換用の物だ。

 

  • Q.では何故メインロープがあの形のまま放棄されているのか?
  • A.そりゃあ、立坑の点検に使ったからよ

 

……んんん?立坑の点検に使った?

 

実はこの第一立坑、池島炭鉱が閉山する十年以上前から使われなくなっていたのです。

 

第一立坑完成から暫くして、石炭の産出量が増え、かつ採掘場所がどんどんと深くなっていき第一立坑だけでは効率が悪いという事で第一立坑より深い場所と連絡する、第二立坑が建設されました。

f:id:kuma438:20170320230404j:image

この第二立坑、第一立坑とは違いエレベーターで運ぶものを人だけに限定することで効率化を図ったものです。では石炭はどうやって地上に上げてたのでしょうか?

 
f:id:kuma438:20170320232650j:image
f:id:kuma438:20170320232408j:image

答えは立坑とは別に傾斜をもったトンネル、斜坑を作りその中の石炭を地上に運び出すベルトコンベアを設置することです。

ベルトコンベアは立坑と違い、連続して石炭を運ぶことが出来るため立坑よりも効率が良いです。

このベルトコンベア斜坑と第二立坑の完成により、第一立坑は仕事を失い昭和五十年代後半には運搬立坑としては用途廃止となりました。

用途廃止されたのに点検の必要があるのだろうか、という疑問が産まれますがここで第一回を思い出してみてください。

 

 

第一立坑は運搬立坑ですが、同時に排気立坑をも兼ねるのです。運搬機能は廃止しても排気の機能は必要であったため、立坑はその後も閉山まで残されたのです。

話は立坑の点検に戻ります。

他のトンネルと同じように立坑も壁にヒビが入ってないか、崩れてないかなどの点検が必要になります。通常ならエレベーターに乗って低速運転を行い、点検作業を行うのですが……


f:id:kuma438:20170320234004j:image

(写真は赤平炭鉱の巻き上げ機)

運搬立坑用の巻き上げ機、写真の用に巨大であり、かつ凄まじい電力を食うわメンテが必要だと年に数回の点検だけに使うとなると非常にコスパが悪いことに気付きました。
f:id:kuma438:20170320234510j:image

そこで、目をつけたのがロープ交換用の巻き上げ機でした。適度な小ささであり、点検要員を乗せるだけなので過度な負荷はかからない、低速運転で良いのでドラム式の巻き上げ機でも十分に速度が確保できるなどの理由から、メインの巻き上げ機からロープを外し、片方のエレベーターの籠を撤去した上で排気立坑の保全用に採用されたのです。

 

このような理由から、池島炭鉱の第一立坑は妙なメインロープの懸かり方をしていたと言う訳なのです。

 

*1:しかもディスクブレーキ……大型巻き上げ機にディスクブレーキを採用する利点って何でしょうね

*2:数百~数千メートルの長さであるため、一本数億円する炭鉱で最も高価な消耗品

池島炭鉱、第一立坑の謎(2)

 

そう、この第一立坑、メインロープの懸かり方がおかしいのである。

f:id:kuma438:20170319114026j:image

本来であれば正面に向かって右側の巻き上げ機室に伸びてなければならないメインロープが左に向かって伸びているではありませんか!


f:id:kuma438:20170319154844j:image

(正しい形)
f:id:kuma438:20170319155159j:image

(現状の第一立坑)

 

どういうこっちゃねん……

実は巻き上げ機室が左側にある?いやいやヘッドシーブの設置方向からしてそれは無いでしょ……

奔別の用に*1閉山中に何かあった?いやそんな話も聞かないし……

 

 

 と、言うわけで謎を解き明かすべく、島の案内ツアーに参加してメインロープの伸びている方向に向かってみた*2


f:id:kuma438:20170319161945j:image

んー、やっぱり立地的*3に海風の侵食が激しいなぁ。

んで、ロープの先は……


f:id:kuma438:20170319162045j:image

んんんんんんん???

何だこの、何だこの小屋と言うか……何?

どう考えてもメインの巻き上げ機が入ってるとは思えない小ささの建物があるではありませんか。そこに向かって伸びているメインロープ……

 

同行していたガイドの人に許可をもらって扉を引いてみるも空かず、仕方ないので壁に空いた穴にカメラを突っ込んで撮影してみると……


f:id:kuma438:20170319162220j:image

んんんんんんんんんん!?!?

これ、(多分)メインロープ交換用のウインチじゃん!

しかも良く見たらディスクブレーキだし!

 

(もう一回続くよ)

 

*1:奔別炭鉱の立坑は閉山時の作業中に事故を起こしてメインロープが懸かりっぱなしになってる

*2:現在はルートが変わり、第一立坑周辺は立ち入り禁止です

*3:池「島」の名の通り四方を海に囲まれてる、かなり海風も強い

池島炭鉱、第一立坑の謎(1)

九州、長崎県に平成18年まで操業していた松島炭鉱(株)池島炭鉱がある。この炭鉱には四つの立坑*1があった。

 

第一立坑、第二立坑。鉱区*2の拡大により換気目的で作られた蟇島*3入気立坑、排気立坑である。第一・第二立坑は運搬を目的として作られたものであり、今回取り上げる第一立坑にも三段の籠をもつ運搬用のエレベーターが設置されている。


f:id:kuma438:20170220215630j:image

 

この第一立坑、特徴的な点として運搬(用)立坑に加えて排気(用)立坑をも兼ねている点である。

通常、運搬立坑はほとんどの場合で入気である。理由として、運搬立坑は人や石炭を積んだトロッコを出し入れするレールを敷く関係上、それなりに立坑の地上の開口部周辺が開放的である必要がある。

入気の場合、雑に言えば穴を開ければ自然に空気を取り込むので設備を揃える必要も無い*4のだが、排気の場合はそうはいかないのである。

排気立坑は地下深くの坑道から汚れた空気を吸い上げるために大型の扇風機を備えている。

 
f:id:kuma438:20170302201713j:image

 

運搬を兼ねた立坑の場合、立坑の開口部は運搬機器で占領されているため、図のように少し離れた場所に扇風機を設置、風洞と呼ばれるトンネルを伸ばし、立坑に接続するのである。この接続場所は立坑の地上開口部から少し下がった場所になる。そのため、なんの対策も行わない場合は地下深くの坑道から空気を吸い上げず、距離が近い地上から空気を吸い上げてしまう、と全く無意味なことになってしまう。

それを防ぐためには地上の運搬設備、立坑やぐらごと全体を覆い、気密する必要があるため建設・管理コストが凄まじいことになるので、運搬排気立坑はあまり存在しないのである。

 

しかし、この第一立坑は建屋全体を密閉し気密するのではなく、ドイツよりもたらされたエアーロック設備を日本で初めて導入*5したことにより主にコスト面の問題が緩和されたのである。


f:id:kuma438:20170308152418j:image

 このエアーロック方式は主なメリットとして

  • 広大な気密室を必要としないため安価である
  • 地上部の建屋を明るく、かつ湿気を少なく出来る
  • 地上部のトロッコのレールの配線の制限が無くなる

……などがある。

 

デメリットとしては

  • エレベーターの籠の重量が増す
  • 籠が変形した場合の交換は地底で行わなければならない
  • 二段以上の籠に同時に人員を乗降させることが出来ない
  • 立坑そのものの点検作業が制限される
  • エアロックのドアの開閉上、運転サイクルが伸びる
  • エアロックの開閉で人員が急激な気圧変化に襲われる

 がある。

 

……これ、メリット以上にデメリットが多くて初期投資は少なくても数年でランニングコストが越えてきそうな気も……

「池島」と言う狭い島中な立地条件的に多少なりとも面積を少なく出来るエアーロック方式を選んだ…………のかなぁ。

 

 

 

 

さて、本記事のタイトルにある謎に触れていこうと思うのだが、すでに一枚目の写真にソレは写っている……

 

 


f:id:kuma438:20170302203017j:image

 

 


f:id:kuma438:20170303092214j:image

 

 


f:id:kuma438:20170303092335j:image

 

 

 

お前、メインロープのかかり方、おかしくねぇ!?

 (続きます)

 

*1:縦の坑道、縦穴。エレベーターを設置して運搬に用いるものと扇風機を設置して換気に用いるものがある

*2:石炭を掘ってる区域

*3:ひきしま

*4:入気用の扇風機を備えたものも勿論ある

*5:三井三池製作所製

逆厚別ダッシュ

日本各地にはいくつかの主に乗り換えや着席を目的として駅内又は付近の別路線の駅まで高速歩行を行う俗に言う

「(駅名)*1ダッシュ」がある。

ここ北海道にもかつて、厚別ダッシュなるものが存在した。

 

内容としては下り急行はまなすを新札幌で下車し、1km強の距離にある厚別駅に移動、旭川行の普通列車*2に乗車するものである。

 

この旭川行列車は札幌駅を6時丁度に発車するため、普通に札幌まではまなすを利用すると札幌到着は6時6分であるためどうやっても間に合わない。

話はそれで終われば良いのだが、普通列車のみで稚内まで行くとなるとこの列車を使わない限り当日中に稚内までたどり着けないのである。

定石なら1460円を追加で支払い、札幌6時半発のスーパーカムイ2号を利用し、岩見沢で通過待ちを行う当列車に乗り継ぐ、のだが。

出来るだけ追加料金を払いたくないと考えるのが人の常、誰が考案したのかこの厚別ダッシュが誕生したのである。

 

はまなす新札幌駅着は5時55分、旭川行厚別駅発は6時13分と18分の差があり新札幌駅から厚別駅までは15分*3とまぁ、早歩きなら間に合うんじゃないか?と思われる距離である。

実際には新札幌駅が商業施設やバスターミナルを併設し入り組んでることから下調べ無しにはロスなく駅から出ることも困難であり、新札幌から厚別までの道すがらで交差点を三回渡る*4必要がある。厚別駅でも跨線橋を渡り、対岸の島ホームに渡る必要がある。

冬場は路面状況もさることながらはまなす自体も数分遅延することが多く、タクシーを利用するか、それなりのスノーブーツと雪道の足取りを身に付けてないとほぼ不可能と言われていた。*5

 

 

さて、タイトルにもある「逆厚別ダッシュ*6」とは函館本線の札幌方面行の列車を厚別駅で下車し新札幌へ徒歩で向かい、函館行のスーパー北斗2号(以下2D)に乗車するものである。

この2D、平成28年度のダイヤ改正で札幌出発時刻が6時丁度と早まり、札幌圏では停車駅周辺に宿泊する又は手稲からの普通列車を利用する以外では乗車できないのである。

……のだが、始発である江別5時39分発の普通列車*7を利用し厚別駅で下車、新札幌駅まで移動することによりギリギリ間に合うと言うものである。当列車の厚別駅着は5時52分、2D新札幌発は6時8分であるため約16分と従来の厚別ダッシュ以上に過酷だがこれまた間に合わなくもない時間なのである。

 

全くもってオススメ出来るものでは無いですが森林公園~江別にご住まい又はご宿泊の方、試してみては如何でしょうか?*8*9

 

 

最後にものすっごいどうでも良いですが厚別駅の電報略号、アヘなんですよね。アヘ。でも道内に絞るとカオの略号持つ駅既に廃駅なんですよね。

 

*1:大垣・黒磯・下山(?)など

*2:925D、現在は923D

*3:Googlemapによる

*4:うち一個が幹線国道を跨ぐため、タイミングが悪いとその時点で間に合わなくなる

*5:初乗り考えるとそれでもスーパーカムイよりは安いのだが

*6:筆者の所属する研究室内での独自の愛称、研究内容的に函館方面への調査が多いため考えられたと思われる

*7:120M

*8:筆者は当記事執筆時点で四回ほど当競技(?)を行い平均して6時6分には新札幌駅のホーム上に到達している

*9:勿論一切の責任は負いかねます

管理人と当ブログについて

ブログと言えば管理人についての部屋を設けるのが常である、と脳内では思ってる古い人間なので需要はどうあれ一応記すことにする。

 

・管理人(筆者)について

・管理人名:くまさん

由来としては単に本名に「熊」が入ってるからである。ネットとリアルの渾名が同じだとLINEとかの変更が面倒な各種アカウント分けなくて便利だから良いよネ。*1

 

・趣味など

読書映画鑑賞飲酒*2喫煙*3など人並みなものに加え、各種交通機関に乗ったり撮ったり録ったり、バスだけは撮ったり録ったりはしない模様。

あと産業遺産*4*5の見学やら研究やらをだらだらと。

 

 

・当ブログについて

・タイトル

熊炭備忘録である。「くますみ」である。*6

ぶっちゃけあまり備忘録として使う気は無い。

 

・内容

多分旅行やら鉄道やら宿泊地やらごくまれに炭鉱のことやら書いていくかと、内容が無いよう状態は避けたいものだ。

 

・開設のきっかけ

前記事にもあるようにここ数ヶ月(数週間?)、新規にブログを立ちあげるツイッタラーが周辺に多いことが挙げられる。又、以前から友人*7からお前も開いて何か書け、と言われていた*8のもある。

だが、一番の理由としては旅行中、釧路から札幌へ特急で戻る際の石勝線*9区間が暇だったからである。

 

クソどうでもいい理由でもいいから思いきって物事を始めるのは良いことって死んだひい祖父さんも言ってたし許して。

 

 

と、こんなところである。安易にコンテンツを脳から絞り出して記事にしたいものだ。

*1:唯一の欠点として一般によく有る渾名であるためエゴサがほぼ不可能である点がある

*2:スコッチウイスキーが好み

*3:甘口なシガリロが好み

*4:主に炭鉱

*5:と言うかほぼ炭鉱

*6:くまたんだと何かほらアレね

*7:恐らく

*8:脅迫じみてたのは気のせいでしょうか

*9:南千歳から新得を結ぶJR北海道の路線、日高山脈をトンネルでぶち抜いて作られたため駅以外でロクに電波が通じない