【旅行記】九州・山口の産炭地を巡りに ②
ラーメンを食べ、さぁホテルに向かおうとした所でとあるネットカフェから料金半額のメールが届き、12時間1000円の激アド料金を提示されてホテルをキャンセルしネカフェ泊を敢行。予想外の体力を消費したところで迎えた10/19の朝、博多から折尾・新飯塚・田川後藤寺と乗り継ぎ田川伊田駅へ。
駅から歩くこと数分、早速真っ赤なR型のやぐらが見えてきました。
目的地は田川市石炭・歴史博物館、この博物館は筑豊地方でも随一の規模を誇った炭鉱*1の跡地に整備され、今もその立坑櫓と煙突が残っています。
この博物館のウリ*2は何と言っても鋼鉄製のチップラー*3が残って展示されてることです!*4
他にも坑内・坑外用の各種の機関車が展示されてたり、館内の展示も比較的わかりやすく、やはり九州の石炭博物館は良い*5……と感じました。
櫓自体もケージが合わせて展示されており、中々興味深いモノも見られました。
3時間ほどの滞在をし、門司港へと向かいます。
閉館間際の九州鉄道記念館や門司港を見つつ日没まで待機、日豊線の苅田駅へと移動します。
この苅田駅は、同じ苅田町内にある三菱マテリアルの九州工場にほど近く、駅から25分ほどの向山公園から美しい姿を見ることが出来ます。
単独の工場ながら凄まじい威圧感、配管が入り組み、誰が呼んだかラスボスと呼ばれるこの工場、肝心の公園から見る場所が割と分かり辛く、公園の北東にある山頂(?)へと登る階段の途中からが多分一番良く見えるんじゃないかと思いました*6*7。
駅方向に戻り、海側にある九州電力苅田発電所の方へと向かうとまた違った姿をみることも出来ます。
堪能したところで途中、415系鋼鉄車を撮ったりしつつ博多に戻り、前日と同じネットカフェにチェックイン、染み付いたヤニ臭に耐えつつ翌日に備えました。